――それではよろしくお願い致します。皆さんは、2012年4月にサブリース社に新卒入社された同期とのことですが、まずは、どうして不動産業界を目指されたのかを伺ってもよろしいでしょうか。
- K:
- 私は、大学は都内でしたが、出身は横浜なのです。みなとみらいの開発が始まったのが、私が小学生の頃で、海をバックに更地の状態からオフィスビルが建っていって、街が出来上がっていく様子を見て育ちました。漠然とビルを建てる仕事ってかっこいいなと思っていました。人のために街をつくる、仕事をする環境を造る仕事っていいなと思い、就職活動は不動産業界、特にオフィスビル関係に絞って活動していました。
- T:
- 私も、街づくりといいますか、都市開発というものに憧れていました。大学は都内で、社会福祉という全く違うものを勉強していたのですが、就職活動の際に会社説明でいろんな業界を見て、やっぱり憧れていた不動産業界は、扱う金額も含めてすごい世界だなと。この業界の仕事の規模の大きさに魅了されたのです。
- Z:
- 二人ともすごいですね。私の場合は、出身も大学も愛知でしたので、まず東京で働いてみたいという大前提がありまして。最初はいろいろな業界を見て面接も結構受けたのですが、その中でビルメンテナンスという点に興味が出てきたのが、この業界を目指したきっかけです。
――三者三様でおもしろいですね。TさんとZさんは、どうして住宅系ではなくて、オフィスビル専門の道に進まれたのですか。
- Z:
- 住宅の方だと、ピンポイントで狭い分野を扱う会社が多い気がしたのです。最初の会社で人生の方向性が決まってしまうと思いましたので、入るなら総合的にビルのことを勉強できる環境にある会社がいいと思って探しました。
- T:
- 私も最初は住宅系かオフィスビル系かで迷いましたが、いろいろな人に会って吸収したくて、オフィスビルを選びました。オフィスビルのお客さんは皆さん法人さんで、お会いするのも、総務部長さんであったり、会社の社長さんであったり。社会経験を積んでいる人と話す機会が多く勉強になると思ったのです。