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――意見を具申したら課ができて、そこの長に抜擢されたということですね。それは本当に気が引き締まりますね。それで、その後の管理課の活動内容とやりがいはいかがですか?
やりがいは、成果に対してきちんと評価が付いてくることですね。管理課の業務内容は大まかに言って管理物件のメンテナンスの品質を上げることなのですが、私が入社した当時に比べると、今の当社のメンテナンスは、格段に質が上がっています。メンテナンスというのは良くてあたりまえの世界なんです。質がよければ、ビル管理に手がかからなくなりますしね。でも普通はどこか必ずトラブルが起きていて、そのトラブルを迅速に対応することで今まではカバーしてきたのです。そこを予防保全の質を向上させることで改善しました。この結果には自信をもっていますよ。テナントからのクレームが劇的に減少したことで、品質が向上したということを実感できています。
また、トラブルが発生した際の対応力も格段に上がりました。例えば、トラブルが起きて「2,3日後に修理業者が行きます」ではダメなのです。即行って、まず一時処置をする。このスピード感が大切なのです。ですから、メンテナンスの質を上げることはもちろん、トラブルが起きたときの対応能力を、きめの細かさやスピード感覚も含めて、すべて合理化して教育しました。結果、トラブルも少なくなりましたし、対応能力も向上しました。
また、現在は、リニューアルをどんどん手がけています。空室率を改善させるために、解約の通知が出るとすぐにその建物を見にいって、古い印象の部分をすべて当社の視点でリニューアルするのです。建物自体の質を高め、テナントを誘致するためのリニューアルです。
最初は、部長を視察に連れて行くと、ここを直して、ここを交換して、と30か所も40か所も指摘を受けていました。例えば、洋便器を1台40万円もするような最新式に替えるように、とか、汚垂れ石を黒から白に替えるように、とか指示を受けるのです。これをオーナーさんに提案して実現する。当初は本当にそれで効果があるのだろうかと思いました。私はメンテナンス出身ですから、どうしても汚垂れ石は黒であるべきというような思い込みがあったのです(笑)。ところが、確かに部長の指示通りにリニューアルすると、当然のごとくテナントが決まる。ある意味悔しかったし、さぁ勉強だと思いましたね。今では、部長を視察に連れて行っても、数か所の指導まで減ってきました。そして実際にテナントが決まる。その達成感がやりがいですね。