勝手にプロデュース第三弾は勝どきの倉庫がテーマです。
以前、このページで紹介したように勝どきの倉庫は進化しています。今回は今まで見たことのないような倉庫の活用法を考えたいと思います。
倉庫のコンバージョン
下図のように倉庫はカフェやフットサル場、オフィスなど様々な施設にコンバージョン(建物がもともとの用途から別の用途に変更して使われること)されてきました。倉庫の特徴は柱のない大空間と高い天井高、そして空調設備が効きにくい点などが挙げられます。そのような倉庫の特徴を活かし、今回は倉庫を農園にコンバージョンしたいと思います。
なぜ勝どきに農園?
勝どきは明治~大正にかけて造られた埋立地です。土地はどこまでも平らに続き、道はすべてコンクリートで覆われています。近年、勝どきには高層マンションが建ち、勝どきに子どもが増えました。倉庫農園ができれば子どもたちは土いじりをしながら有機的な丘に登り、遊ぶことができます。
倉庫農園のイメージ
倉庫農園を作るにはまず倉庫の屋根をはがします。そして既存の壁も適度にはがし、光と風が通るようにします。屋根は開閉式のビニール屋根を設置し風雨を防ぎ、冬はビニールハウスのように機能します。倉庫の中には盛り土で段々畑をつくり、有機的な地形を生み出します。とれた農作物を食べられるカフェが併設されているので、土いじりをしない人も気軽に訪れることができます。
月島の倉庫農園、いかがでしたか?ご意見、ご感想おまちしております。