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街の顔として人々に愛されてきた赤レンガの万世橋駅舎の遺構が実は今、生まれ変わろうとしています。
秋葉原の電気街と神田方面を結ぶ万世橋の隣に旧万世橋駅の駅舎跡はあります。訪れた際、赤レンガの織りなすアーチが秋晴れの空に良く映え、とてもきれいでした。
大正時代に建てられた万世橋駅舎は大変立派なレンガ造りの駅舎で設計は東京駅と同じく辰野金吾でした。
しかし関東大震災により駅舎は焼失し、その後は簡素な駅舎が建てられただけでした。1943年に駅としての利用が休止され、交通博物館と用途を変更して駅舎の一部は残りましたが2010年にすべて取り壊されました。
交通会館跡地には2013年1月完成予定でJR神田万世橋ビルが建設されており、
万世橋駅舎遺構は高架下のアーチと遺構が一体化したは商業施設として生まれ変わります。神田川側には親水デッキが設けられ、かつてのホームや階段遺構も公開され、展望カフェや屋外デッキができる予定です。
歴史を物語る建築が新しい役割を与えられて、その土地に生き続けるのはとても素敵な事ではないでしょうか。東京に新たな文化の発信地が誕生しそうです。
2013年以降に順次開業する予定だそうで、今から完成を待ち遠しく思います。
こちらのHPから万世橋駅舎のリノベーション完成イメージがご覧いただけます!
http://www.fashionsnap.com/news/2012-07-04/jr-arch/