ビルが集結する国道1号線、通称「桜田通り」沿いで、モダンな意匠で人目を引く「オフィスT&U」。地下1階、地上10階建ての姿は、リニューアルによって磨きをかけられ、いっそうの魅力を放っています。シンプルな機能美を身に着けた新生「オフィスT&U」は、洗練というスペックをまとい、オフィスビルとしてのステージを飛躍的に進化させました。
外観
リニューアル前のビル外観は、外壁パネルの汚れや塗装はがれが目立っていました。また、シーリングの汚れや割れもあって劣化が進行しており、視認性の高いビルにとって修繕は急務とされていました。
リニューアルではシーリング部分の色を白に変更して外壁を白一色に統一。その美しい仕上がりは清潔感にあふれ、ビルの表情を一段と輝かせています。
エントランスホール
リニューアル前のエントランスホールの照明は全て電球色で、同ビルを印象付けるモダンな意匠を活かしきれていませんでした。リニューアルでは、照明をさわやかな昼光色に交換。更に照度も上げて、エントランスホールのスタイリッシュな魅力を引き出しました。
エレベーター
リニューアル前のエレベーター内は茶色でまとめられており、照明も暗く陰気な印象でした。リニューアルに際しては、内部の壁はシルバーのダイノックシートに張り替えて暗いイメージを払拭。更に透明のプロテクトフィルムでカバーし、美しさのみならず強度においても大きく前進しました。床には防滑性ビニル床シートを施し、安全性と清掃管理にも配慮。明るくモダンなエレベーターがビル全体のイメージに新風を吹き込んでいます。
水廻り
リニューアル前の水廻りは、白い壁との対比もあって流し台が黄ばんだ印象で古さを感じさせていました。収納扉も経年劣化が進み、濃い色味も統一感を欠いていました。
リニューアルでは、壁の色に合わせてスペース全体を白に統一し、清潔感あふれる空間へと移行。お湯と水が別々だった水栓も最新のワンレバー混合栓に換えて、使い勝手も一段と向上しています。
専用室
リニューアル前、アイボリーの壁面に多様な色使いのドアが並ぶ専用室は、ビジネス感に欠けるものでした。また、グレーの幅木や中歩行用カーペットも高級感を損ねていました。
リニューアルに当たっては、白系の壁に白の幅木、更にドアも白で統一。すっきりとした業務空間を昼光色の照明が明るく照らしています。堅牢な重歩行用カーペットの床も風格を添え、モノトーンの美を装ったオフィスの印象は一新しました。