地上9階建て、白い外壁がシックな「A・I・Kビル」。ビルの側面に施した光沢のあるシルバーのパネルが明治通り沿いの一角で目を引いています。東京メトロ副都心の開業によって「北参道」駅徒歩1分が実現し、また東急東横線との接続によりその価値を一層高めた立地条件が魅力です。時代と共に求められる快適さに向けて積極的なリニューアルを重ねながら、ビル自身も進化を続けています。
トイレ
リニューアル前の洗面台は小さく、手動式水栓とシンク周りのスペースの狭さは、古い印象を与えるばかりでなく使い勝手の悪いものでした。また、うす暗い照明が照らす茶系のカウンターは使う人の気持ちを沈ませるものでした。
白を基調色としたリニューアルでは、爽やかな清潔感を追求し、白のデュポンコーリアンを採用。ゆったりとしたシンク周りが余裕のある使用感を生み出し、加えてタッチレスの自動水栓によって利便性と衛生面の改善も実現させました。
リニューアル前の茶系の小便器は、清潔感のない暗い印象でした。汚垂れ石がない床も劣化により黄ばんでおり、不潔なイメージを与えていました。
リニューアル後、シンプルなデザインの白い小便器が白で統一した空間を引き立て、清潔感をアピール。加えて、防汚・防臭対応のセラミック素材の汚垂れ石が衛生面を一段と進化させました
リニューアル前、ロータンク式水洗トイレが置かれた個室内は狭く、うす茶や灰色のくすんだ色使いが圧迫感を与えていました。
リニューアルに際して白でまとめた個室内に、最新機能完備の白いネオレスト便器を設置し、すっきりとした明るいスペースが完成。スタイリッシュな空間に映えるモダンテイストのスティックリモコンも細部へのこだわりを感じさせます。
水まわり
茶系の使い古されたイメージが強かったカウンターは、リニューアルに際しては全体を白で統一し、清潔感あふれる空間を目指しました。イメージの一新に合わせて、旧タイプの水栓はレバー操作で温度調節が簡単にできるワンレバー混合水栓に交換。気持ちも明るくなるような快適な水まわりへと生まれ変わりました。