本郷綱ビル

「本郷綱ビル」は、本郷エリアの核として独特のステイタスを誇る東大正門前に建つ地上10階建ての純粋オフィスビル。大理石を配したエントランスが、そのステイタスにふさわしいクオリティを醸し出しています。三面採光の明るい専用室、先進機能をいち早く取り入れた共有部など快適性重視の改修の姿勢が、稀有なロケーションに建つ由緒あるビルの価値をさらに高みへと引き上げ続けます。

トイレ

リニューアル前、男女別に青とピンクに色分けされたトイレは、洗面台も個室内便器と同じ色という使用に際して抵抗を感じるものでした。また、手動の混合水栓は調節に時間がかかるという難点もありました。
リニューアル後の洗面台には、男女共に白のデュポンコーリアンを採用、品格のある存在感で壁面の色との調和を保ちます。更にタッチレスの水栓の設置で、使い勝手と衛生面の向上も実現。間接照明が柔らかく照らす大型化粧鏡がスタイリッシュに生まれ変わった空間にマッチしています。　


リニューアル前、青い壁面に設置されたくすんだ色味の小便器は、冷たい印象を持つだけでなく清潔感に欠けるものでした。
リニューアル後は壁の色に映える白い小便器を採用、シンプルなデザインは使い易さにも配慮されています。また、ハイドロセラフロア素材の汚垂れ石も白で統一、LEDダウンライトが新装の空間を明るく照らしています。


リニューアル前、男性用は青、女性用はピンク色で区別された大便器は、フラッシュバブル式の旧式トイレで古さを感じさせるものでした。
リニューアル後は、男女共に最新機能を持つ白のネオレスト便器を設置。シンプルなデザインのペーパーホルダーやスティックリモコンがより洗練された空間を演出します。床シートも白系でまとめ、すっきりと爽やかなトイレ空間が誕生しました。

水まわり

リニューアル前の水栓は、お湯と水に分かれたツーレバー式で使い勝手の悪いものでした。リニューアルによって、温度調節が簡単にできるワンレバー混合水栓を採り入れ、使い易さを追求。また、全体を白色に塗装したことでシンプルさが際立つ、快適な水まわりが誕生しました。

専用室

リニューアル前の専用室は、経年でくすんだ色の壁クロスの存在が圧迫感を与えていました。リニューアルでは白く繊細な模様が好印象のクロスに貼り換え、シンプルなデザインのスイッチ類とのバランスが美しい明るい空間へと一新。また、床も堅牢で汚れにも強い重歩行用カーペットへと変更し、オフィス空間としての更なるグレードアップを図りました。