東京メトロ丸の内線「南阿佐ヶ谷」駅から徒歩3分、青梅街道沿いに建つ「OSAWAビル」。オフィスビルとしての基本性能はもとより、市役所や銀行、コンビニなどが近くにあり等、ビジネスシーンを支える環境面でも高品質な物件です。
徹底した衛生管理によって高い快適環境が実現した共有部は、リニューアルを経たことにより、更に上質なものへと生まれ変わりました。
エレベーター
リニューアル前、エレベーター内のグレーの壁面は経年のため変色し、劣化し型崩れした床マットが暗く不潔な印象を与えていました。このマイナスイメージは当ビルの衛生管理の高さというセールスポイントを妨げており、ビルの印象にも関わるエレベーターの改善は急務とされていました。
リニューアルに際しては、変色していた壁面を光沢のあるシルバーのダイノックシートに張り替えて、清潔感の漂うスタイリッシュな空間へとシフト、更にその上から透明プロテクトフィルムで保護し、台車などの衝撃にも備えました。また、型崩れをおこしていた床マットは撤去、清掃効率の高い防滑性ビニル床シートの採用は、美観と共により高い衛生管理を可能にしました。
トイレ
リニューアル前の旧型の小便器には汚垂れ石の設置がなく、便器周辺の汚れと変色の目立つグレーの床と壁は清潔感を欠いていました。
リニューアルに際しては、安定感のある白色の新型小便器を採用。同時に白色のハイドロセラフロアの汚垂れ石を設置、清掃作業が容易になった便器回りにクリーンな空間が生まれました。更に、天井LEDダウンライトの照明が省エネ性を維持しつつも高い発光効率で、トイレ内を明るく照らしています。
リニューアル前の大便器は、ロータンク式水洗トイレが設置されており、アイボリーのタンクと白色の便器という不統一な色彩も個室内を狭く感じさせていました。また、くすんだ色の床と壁からも圧迫感が感じられました。
リニューアル後は、白いタンクレスのネオレスト便器の設置により個室内が広がり、同様に白色の白系長尺シートの床と壁面は清潔感のある明るい空間を生み出しました。更に、便器のふたの自動開閉装置やスティックリモコン、2個式ペーパーホルダーの採用で快適さが格段にアップ。省エネに配慮した超節水技術やLEDダウンライトで時代のニーズも充たします。
水まわり
リニューアル前の水まわりは、アイボリー色で統一されていたものの、狭い流しや収納スペースの少なさは実用に欠け、照明の暗さも不便さに追い打ちをかけていました。
リニューアルでは、全体的にホワイトの塗装を施し、昼光色の間接照明により暗いイメージを払拭、更に大型の流しの設置、収納スペースの拡大により、使い勝手のよさが大きく向上しました。また、カウンターにはデュポンコーリアンを採用、強さと美しさを併せ持つ素材がモダンな機能美をもたらしています。