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このコラムでは、OAフロアによる建物への影響と、環境への影響について、比較・解説します。
解説 | |
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溝構法 置敷式溝配線床等 |
溝構法のOAフロアは、軽量コンクリートとスチール製の溝カバーで構成されています。その為、見た目は非常に重そうに見えるのですが、実際には約30kg/㎡程度の自重であり、3種類のフロアのなかで中間の性能を有します。 また、リユース・リサイクルを行いやすいことも特徴です。前掲コラム「OAフロアの比較⑧~安全性の比較~」で述べたように、溝構法のOAフロアは耐久性に優れていることから、一度使用したOAフロアを別のビルでリユースすることも十分に考えられます。 |
パネル構法支柱分離型 床高調整式二重床等 |
パネル構法支柱分離型のOAフロアは、一般的にコンクリート製のフロアパネルと鉄筋の支柱及びラス(金網)により構成されている為、フロアの自重は約48kg/㎡になります。3種類のフロアのなかでは、フロアの自重による建物への影響が一番大きく、堅固なビルでの使用に向いています。 また、鉄筋とラスで補強されているため、リユース・リサイクルは困難であるとされています。 |
パネル構法支柱一体型 置敷式簡易二重床等 |
パネル構法支柱一体型のOAフロアは、プラスチック製であることから、自重は約9kg/㎡であり、圧倒的に軽いことが魅力です。したがって、建物への影響という点では、3種類のフロアのなかで最も優れています。 また、リユース・リサイクルも可能ですが、前掲コラム「OAフロアの比較⑧~安全性の比較~」で述べたように、クリープ現象によって耐久性にやや難があることから、実際にリユース・リサイクルできる場面は限定されると言えます。 |