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今回はOAフロアの施工機能の比較です。施工機能は施工期間および敷設コストに直結してきますので、基本的な知識をここで解説していきます。
解説 | |
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溝構法 置敷式溝配線床等 |
溝構法のOAフロアは、最も施工が早いフロアです。仕事が早い業者であれば、週末だけで敷設が完了する場合もありえます。基本的にコンクリートマットを置敷していくだけでよいので、不陸調整(表面の凹凸をなくす調整)も不要であり、壁際の処理も簡単で、配線も溝で速やかに行えるからです。 一方、床面は、コンクリート部分と溝カバー部分があることから、Pタイル(コンポジションビニル床タイル)かカーペットを敷設する必要があります。 |
パネル構法支柱分離型 床高調整式二重床等 |
パネル構法支柱分離型のOAフロアは、最も施工期間を必要とするフロアであると言えます。支柱の高さを調整するレベル調整がパネルごとに必要であり、壁際の処理が難しく、配線工事も混触防止、ノイズ防止の観点から時間をかけて行う必要があります(前掲コラム「OAフロアの比較⑤~配線の混触予防~」「OAフロアの比較⑥~配線のノイズ対策~」参照)。 なお、床版がコンクリートパネルそのものであることから、Pタイルやカーペットの敷設は必須ではありませんが、防塵処理を行っておく必要があります。 |
パネル構法支柱一体型 置敷式簡易二重床等 |
パネル構法支柱一体型のOAフロアは、プラスチックのパネルを置敷していけばよいため、パネル構法支柱分離型より敷設が早いフロアですが、壁際の処理が難しく、配線工事のしっかりと行う必要があることから、溝構法のOAフロアよりは敷設に時間がかかるフロアです。 また、床面がプラスティックであるため、Pタイルかカーペットを敷設する必要があります。 |