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前掲コラム「OAフロアの概要」で述べたように、OAフロアは床下に配線を格納するための設備です。それでは肝心の配線機能を比較解説してみましょう。
解説 | |
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溝構法 置敷式溝配線床等 |
溝構法のOAフロアでは、溝部分に配線が収納されますが、有効配線高は36㎜ほどで、1人1台以上のOA機器に対応するだけの十分な容量があります。 また、溝カバーを取るだけで配線を組み替えることができるため、特に専門業者に依頼しなくても配線の変更・増設を行えることから、メンテナンス費用の面で優れています。 更に、配線がコンクリートの溝に格納されている為、混触を防止することができ、電気設備技術基準・解釈第189条(以下「電技189条」)に適合する他、対ノイズ性能も秀逸です。 |
パネル構法支柱分離型 床高調整式二重床等 |
パネル構法支柱分離型のOAフロアでは、床下部分の空間に配線が収納されるため、電算機室にも対応できる十分な配線容量を有し、自由に配線を設計することができます。 また、床下部分のスペースを自由に使うことができることから、配線の変更・増設の自由度も高いOAフロアです。 一方、配線をしっかりと設計・固定しておかないと、配線の混触、ノイズが発生する可能性があり、電技189条に基づいた処置と対ノイズ対策をしっかりと行うことが必要です。 |
パネル構法支柱一体型 置敷式簡易二重床等 |
パネル構法支柱一体型のOAフロアは、床高47㎜のものでも有効配線高23㎜を有し、1人1台以上のOA機器に対応するだけの十分な容量があります。 また、プラスチックのパネルを置き換えればよいため、簡単にレイアウトの変更・増設が可能です。 一方、配線をしっかりと設計・固定しておかないと、配線の混触、ノイズが発生する可能性があり、特に構造上支柱が配線の上に乗ってしまう可能性があることから、特に念入りに電技189条に基づいた処置と対ノイズ対策を行うことが必要です。 |