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OAフロアの比較②~床材機能の比較~

まず、各OAフロアの床材機能を解説し、比較してみましょう。

解説
溝構法
置敷式溝配線床等

溝構法のOAフロアは、高強度軽量コンクリートと溝カバー部分の鉄鋼でできています。その為、耐荷重はJAFA規格3000N以上と十分な強度を有し、歩行時に空洞音やガタツキなどは無く良好な歩行感が得られます。
また、床高が40㎜(仕上がり高さ)と低く抑えられていることから、スロープの面積と勾配が小さく、固定棚の扉を開閉することが可能です。
一度敷設してしまえばメンテナンスもフリーであることから、ランニングコストの面でも優れていると言えます。デメリットとしては、床高調整ができないことが挙げられます。
パネル構法支柱分離型
床高調整式二重床等

パネル構法支柱分離型のOAフロアは、コンクリートやスチールでできています。その為、耐荷重はJAFA規格3000N以上と十分な強度を有し、定期的なメンテナンスを行えばガタツキなども無く良好な歩行感を得られます。
また、床高を60㎜~1000㎜の間で調整できる点も特徴です。床高を自由に設計できる新築の場合や、配線が多いフロアに敷設されます。 デメリットとしては、定期的な床レベル調整が必要であるためメンテナンス費用がかかることと、床高が高いことから、スロープの面積と勾配が大きく、固定棚の扉を開閉できない場合があることが挙げられます。
パネル構法支柱一体型
置敷式簡易二重床等

パネル構法支柱一体型のOAフロアは、プラスチック製のパネルを置敷するタイプが主流です。その為、他の2種類と比べて、敷設コストは若干安く、メンテナンスフリーである点がメリットです。
また、床高は調整できませんが、品数のバリエーションが豊富で、40㎜,50㎜,70㎜,95㎜から適合するものを選択できます。
デメリットとしては、耐荷重がJAFA規格2000N以上と他の2種類に比べて強度不足の面があり、歩行感に若干の違和感と空洞音があることが挙げられます。
また、ガタついた際、これを調整することが困難な点も課題と言えるでしょう。


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