OAフロアの構造上の分類②
前コラムでご紹介した「パネル構法」には、更に大きく分けて二つの種類があります。
パネルを持ち上げた時に、支柱等の支柱体がパネルの裏側に接着している「支柱一体型」と、パネルを持ち上げた時に、支柱等の支柱体が構造床に残る「支柱分離型」です。
支柱一体型のパネルはプラスティック等で出来ており、何と言ってもリーズナブルな点が最大のメリットですが、フロア自体の耐久性に乏しく、またパネル構法の魅力である高さ調整ができないというデメリットもあります。
支柱分離型のパネルはコンクリートやスチール等で出来ており、高さ調整ができることが最大のメリットですが、フロア自体の耐久性に若干の懸念点があることと、配線同士の混接触が起こりやすくノイズが生じやすいというデメリットがあります。