リニューアルのアドバイス⑤
―配管について―
- H)
- リニューアルは、少しずつでも良いので、順々に新しくしていく必要があると思います。全体の計画と細かい部分がありますが、まずは全体の長期修繕計画があって、そのなかで細かい修正を適宜加えていくというのが良いと思います。
- D)
- そうですね。実は今、配管が心配なのですが、いつやればいいのか、どのくらいの期間や費用が必要なのかを考えると、なかなか踏み切れないんです。
- H)
- 配管は状態によっても大きく違うので一概には言えませんが、実施時期の判断ということでは、状態を把握するサンプル調査が出来ます。配管の一部を採取して、サビ具合を確認し、耐久期間を推定する方法を取ります。5年以内には漏水の懸念がないということであれば、サンプル調査費用を負担しても償却費を考えれば、かなりのメリットがあります。
- D)
- そういうことができるんですか。
- H)
- はい、それとトイレのレイアウトやシンクの活用など、その他のリニューアルプランと併せて検討することもできます。例えば、女性の多いビルなのに女性用トイレの便器が少ない場合などには、改修でシンクを撤去したり、位置を変更したりして、女性用便器を増やして、その際に配管も併せて更新してしまうという事例もあります。
- D)
- ウチのビルは、女性はそれほど多くはないと思いますが。
- H)
- 一つの例として申し上げた次第です。ビルの競争力を高めるためにやるべきことを想定した上で、必要があれば同時に改修をやることでコストが大幅に削減できることもありますので。
- D)
- なるほど、分かりました。
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