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積算内容のご説明と受注に向けた意向確認⑤

リニューアル意図の確認

W)
私は、今回のリニューアルを今後の出費を抑えるための投資と位置付けていますので、どうしても慎重に行きたいのです。
H)
出費を抑えるための投資とは、どのようなことでしょうか。
W)
Hさんのお話を聞いてから、物件のこれまでの収支を分析したのですが、仲介業者さんに支払う費用やフリーレントなどの見えないコストが馬鹿にならないことに気付きました。そして、そこまでして入って頂いたテナントさんの入居期間を見ると、テナント単位の収入と費用のバランスが最近特に悪くなっていることに気づいたのです。
H)
たしかに、仲介会社は仲介の成立を最優先にしますから、ビルの競争力が低くなるとテナントさんの質の面で妥協されていくケースはあるかもしれませんね。
W)
建物の競争力がアップしないままだと、これからもこういった見えないコストがどんどんかかってくるでしょう。ですから、優良なテナントさんに長期入居していただき、そのような出費を抑えるためのリニューアルをしたいというわけです。結果的にテナント誘致のコストは変わらなくても、期間あたりのコストが減るので、早期成約や単価アップとなれば更に良いとは思います。そこまで見通せないとしても、やる価値はあると思っています。ビルをよくすれば、現在のテナントさんにも喜んでもらえますし…。
H)
まさに、オフィスビルとしての価値を高める投資ですね。
W)
バブル崩壊後は建物のデザイン的な部分を考える余裕はありませんでした。躯体や設備の部分だけやれば良いと思って、気付いたらエントランスがあんな状態になるまで放っておいてしまいました。バブル崩壊の時期から倒産しているビルオーナーをいろいろと見てきています。ウチはたまたま生き残れたので、ラッキーだったと思っています。


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