状況確認とサブリースのご説明⑤

サブリース契約に関する質疑応答

H）: [基本条件書を説明する]
W）: いくつか確認すべき点がありますね。まず、解約の規定で御社が入居させたテナントさんが退去するまで責任を持って頂けるということですが、将来何があるかわからないので、御社とテナントさんの間でどんな契約になっているか、詳細を把握しておきたいと思うんです。極端に安かったり、ずさんな契約内容であったりすれば、リスクがこちらに降りかかるのではないかと思いますので…。例えば、過去の事例で御社とテナントとの間の契約書を見せてもらうことはできませんか。
H）: 当社とテナント間の契約については、もちろん上場企業さんから個人事務所のオフィスまで数多くの事例を有しておりますが、相手のあることですので、他の事例という形でお見せすることはできません。ただ、契約書のひな形は共通ですので、こちらをご覧になっていただいて、疑問が残らないよう私の方からしっかりとご説明させていただきます。
また、当社のほうでは、テナントさんの業種、業績やオフィスの用途について等、適切なマーケティングを行ってテナントさんの入居を判断しております。問題となるようなテナントさんを入居させることがないよう万全の注意を払っておりますので、ご安心ください。
W）: わかりました。それから、修繕についても、どこまで当社のほうでやるのかお聞きしたいですね。今までの経験でも、テナントさんにお貸しした部分であってもテナントさんがやるべきところは意外に曖昧で、オーナーに負担を求めてくる場合もあります。その点は予め明確に取り決めをしないといけないのではないかと思います。
H）: その点はサブリース契約、つまり転貸借契約とそれに付随する管理契約で規定します。その内容については、ご要望があれば、協議のうえ定める形になります。

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打ち合わせの景色
2015.01.21
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