リニューアルの初回ご相談⑥

H）: [Hビル、エントランスへ戻る]あとは、エントランスホールですね。
一つお聞きしたいのが、あの木製の覆いはどうして付けられたのでしょうか？
E）: あれね、あれはもともとのオーナーさんが付けたらしいんですよ。あそこが空いていて見すぼらしいので、目隠し代わりみたいです。何かのついでにやったらしいけど、あれはちょっとね。
H）: そうだったんですね。お店が木で玄関周りを造っているので、同じ素材ですと、お店が延長された印象になって、オフィスの玄関らしくないかと感じます。できれば、他の部分と同じような仕上げにした方が良いのではないでしょうか。
E）: そうですよね、やっぱりそうなんだ。それと息子が言ったんだけど、床に点検の穴があるんだけど開かないらしくて。そのあたりも含めて直した方がいいと思っているんですが、どうしたら良いでしょう？
H）: 点検口はわかりませんでしたが、劣化は見られますね。お店などがあると油が滲みて床が黒っぽくなることもあるので、その場合、まずは清掃で対応します。染み抜きもできますので、それをやってもダメだった場合、床の貼替えを検討するという順番でしょうか。
W）: 染み抜きがあるんですか？どうやってやるんですか？
H）: ポリッシャーで汚れを落として、薬剤を塗って、状況が厳しい場合には薬剤のシップを行います。ただ、それでダメなようであれば貼替えも検討しなければなりませんが、ちょっと確認させて下さい。
E）: そういう方法があるんですね。ただ、壊れている部分もあるようなので直した方が良いのかもしれません。
H）: わかりました。そのあたりを含めて、確認致します。ただ、外の石の部分と内側のタイルの部分でやり方も異なりますので、先に全体の染み抜きをして、それから玄関周りの改修方針を検討した上で、それら全体の方針をもとにどういう素材で貼替えをするかを検討しても良いと思います。

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打ち合わせの景色
2014.08.07
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