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「例えプロから得た情報であっても妄信しないという姿勢は重要です(笑)。ただ、どこまでも疑ってかかれば終わりはありませんので、『この情報内容であれば信じられる』『この情報ソースなら正確だ』というラインを自己で持ち、自分自身の責任において情報を活用するしかありません。
『この情報内容であれば信じられる』かどうかについては、100棟の物件を自分の目で見て歩いて自己の中に作り上げられた評価基準と、先述の募集条件比較表を作り上げた経験が役に立ちます。多くのビルを自分の目で見て回り、必死に情報を集めて分析を繰り返した経験を有していれば、明らかにおかしい情報、数字というものは見えてくるようになります。
『この情報ソースなら正確だ』と言えるかどうかは、端的に言えば情報元の信用力次第であることになります。先ほどの質問の例で答えれば、情報元である仲介業者がどれほどの情報収集力、組織力、誠実さを有しているか、過去提供された情報がどれほど正確であったか等から、提供された情報の正確性が推定される場合があります。ただし、どんな専門企業であっても先ほどの成約情報等について100%正確な情報を有していることはありえないという点に注意する必要があります。つまり、あくまで正確性の『推定』にすぎないのです。
もし、仲介会社から提供された情報が、自己の中の評価基準に照らし合わせておかしいと感じたのであれば、その点を曖昧にしてはいけません。『何かひっかかるけど、プロの言うことだからそうなんだろう』というように、判断そのものまで他人任せではビル経営者とは言えません。」