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No.078 第四章~満室になるサブリース 市場調査・分析⑨~

【競合ビルの調べ方③】


――先ほど佐々木さんは『自分で歩いて探す』『WEBサイトで探す』『仲介業者に情報をもらう』という順番で解説されていましたが、この3つの方法を総合的に行うということで合っていますでしょうか。

「合っています。自分のとり得る手段を総合的に駆使すれば、50~60物件まで絞ることはそう難しくはないはずです。しかし、この50~60物件も全てが自ビルと競合するビルとなるわけではありません。
以前『まず自分の足で100物件見て歩きなさい』と述べたことと通じることですが、WEBサイトで多くの情報を得ようと、仲介会社から情報を得ようとも、最終的には自分の目で見て歩き、自ビルと本当に競合する物件かどうかを判断せねばなりません。ここまで残った50~60物件を実際に見て歩くのです。
ただ漫然と見るのではなく、自分がオフィスを探す会社経営者の気持ちになって、最寄り駅からビルまで、建物の周囲、外観、エントランス、エレベーター内、エレベーターホール、共用廊下、トイレまで隈なくチェックしていく必要があります。建物の周囲を1周ぐるりと歩いてみることも大事です。
築年数は競合対象内であっても、自分の目でチェックすると経年劣化が予想より進んでいることはあります。WEBサイト上では綺麗に見えたビル内部も、実際に入ってみると印象が違うことは多いのです。
このときに大事なのは自分で歩くことです。車で通りすがりに見るだけではビルの本当の姿はわかりません。面倒がらずにビルの中へ入ってみて、自分の五感でビルの価値を確認してください。
以上の過程を経て、物件を20~30物件にまで絞り込みます。この残った物件のリストが自ビルと本当に競合するビルとなります。」

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