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No.073 第四章~満室になるサブリース 市場調査・分析④~

【競合ビルの条件①】


――自分がオフィスビルのオーナーであったら…距離的に近くのビルをまず意識しますね、同じ主要駅の周りのビルとか。それから自ビルと規模が近いビルでしょうか。これは多少離れていてもライバルと考えると思います。

「そうですね。皆さん大体そのような意識をもたれていると思いますし、間違えているわけでもありません。ただ首都圏には数え切れないほどのオフィスビルがあるので、もう少し限定するための条件を整理しておかないと、有効な調査を行えないでしょう。
以下、競合物件を選定する基準をご説明いたします。」

選定項目 基準の解説
地域 企業がオフィスを探す場合、立地については意外と流動的なものです。どうしても本社の近くに子会社のオフィスを借りなくてはいけないなどの特殊な事情があれば別ですが、基本的に都心エリア全域が競合になり得ます。
ただそれでは相場の比較ができませんから、自ビルの最寄り駅と同じ沿線の2~3駅、そのエリアを走る他路線のそれぞれ2~3駅くらいまでが目安でしょう。複数路線が利用できるのであれば、当然それらの沿線の周辺駅も競合範囲に入ります。
距離にすると3キロから5キロくらいでしょうか。いずれにしても自分で自ビルのオフィスを借りることを想定し、どこまでのエリアで比較するかを考えてみることが大切です。

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