- 会社案内
- 事業内容
- 管理不動産・募集物件
- 採用情報
MENU
新着情報
「そうですね。オフィスビルの評価項目と評価基準を意識しながら100棟見てまわれば、相対的な良し悪しを判断できる基準が自分のなかにできていると思います。
ここで重要なポイントは、景況に関係なく、一定の成績を収めていることの多い大手4社(三井不動産、三菱地所、住友不動産、森ビル)のオフィスビルを少なくとも10棟は見ておくべきであるということです。
これら大手不動産会社には、長年にわたる実績で培ったノウハウが蓄積されています。中小オフィスビルの場合であれば、10~20階の中高層ビルで、1フロア300坪以下のビルを見るとよいでしょう。過去10年~20年の間に造られたビルで規模の小さいものから10棟ほど、物件調査書に結果を埋めながら見て歩きましょう。
こうして大手のビルを見て歩くと、会社によって外観やデザインなどに違いがあることや、会社ごとに個性があることがわかってきますが、それと同時にテナントの要望に共通して応えている点も理解できます。
これにより、テナントのニーズを大きく取り違えることを防げますし、たとえ100棟の内訳として偶々レベルが高くないビルが多かったとしても、『レベルの低いビルでも大丈夫だ』と勘違いをする心配がなくなります。」