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「まずは『己を知り、敵を知る』ために、オフィスビルに関する評価基準を確立することが必要です。自分が所有しようとしている、あるいは所有しているビルの客観的価値や競合他物件の価値を知らずして事業計画を立てることなどできません。これからビル経営を行う場合は当然ですが、既にビルを経営されている場合であっても満室になるビルのイメージが自分の中に確立されていなければ同様です。
具体的な方法ですが、『数多くのビルを自分の目で見て、自分なりの見解を持つ』ことが基本になります。自分の中にオフィスビルを評価するものさしを持つということです。オフィスビルの評価は、専門家でなければわからないわけではありません。今まで不動産業界とは無縁であった人でも、大体『100棟のオフィスビルを見れば、それぞれのビルの良し悪しはわかる』と言って差し支えありません。
ここで重要なことは、『真剣』に見て回るということです。ただ漫然と見ていても意味はありません。自身がテナントとして賃料を払って入居するつもりで徹底的に見ていくことが必要です。また、大手貸ビル専門会社が手掛けた、自分のビルと同規模のビルを見て回ることも勉強になります。大手が手掛けたビルには工夫が凝縮しており、満室になるビルのポイントが詰め込まれているからです。
不動産屋が開催している内覧会に参加してみるだけでなく、これはと思うビルで自由に立ち入ることができるビルの場合には、実際に共用部分まで入ってみることです。
オフィスビルのオーナーは、オフィスビル経営の責任者です。多くのビルを見て歩き、自分なりの見解(ポリシー)を持つ。それがオフィスビル経営を成功へと導くのです。」