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「業態の確立については、中小オフィスビルの運営受託の中で積み上げてきたという表現がふさわしいと思います。40年余り前のことでもあり、転貸借契約によるビル経営の代行という基本は決めていましたが、最初から完成形ではありませんでした。業務形態は試行錯誤というよりオーナーとのお付き合いの中で自然と確立されていった経緯があります。
貸し事務所の仲介をしていた当時から、ご自分のビル経営に悩むオーナー様からの相談を受けるケースが少なからずありました。空室が埋まらないという他社の設計を修正したり、アドバイスをするわけです。それがやがて最初から自分達ですべて行ったほうがいいものができるという判断で、設計事務所の免許を取ることにつながります。新築のビルには最初から関わりましたし、リニューアルを必要とするビルにも専門家としての誇りにかけてしっかりと対応してきました。
時代の流れでオフィスビル自体の数も増えていきましたし、テナントのニーズも多様化します。そのような中で、オーナーがすべて行うには、業務自体が複雑化してきた背景もありました。テナント募集を始め、ビル管理の一連の業務の相談を受けることも増えました。
サブリースという業務形態には、これらの流れが組み込まれているわけです。つまり、ビルを所有していても運用ノウハウを持っていない個人オーナーに代わり、ビル経営の専門家が運営代行するということは、それまでのオーナーとの関係のなかで自然に生れてきた合理的なシステムと言えるのです。ビルの建築、リニューアル、テナントの募集、管理・運営におよぶ全体の業務を我々専門家が行うことで、ビル経営をスムーズに運営できるというわけです。複雑化したビル経営をオーナーに代わってプロが代行し、更にはビルの資産価値を高めていく。サブリースという形態が世の中に求められたのだと思います。」