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――だんだんとビルに近づいてきました。アプローチを抜けると、次はエントランスですね。これも私の個人的な主観なのですが、よほど名の通った歴史のある企業でない限り、エントランスがガラス張りである等、清潔で開放的なビルに入居されている企業さんの方が上手くいっている気がします。
最近のニーズは間違いなくそうですね。ビルの印象はエントランスで決まります。エントランスは明るく、開放的な空間を理想とします。
オフィスを検討する際、エントランスの第一印象が悪いと評価は一段と低くなります。企業は取引先や銀行などに対する社外的効果を含めて入居を選択します。来訪者の印象を左右するエントランスの印象が暗いようでは候補から外れるといっても過言ではありません。ところが中小オフィスビルはこのエントランスを賃料にならない空間と捉えて、狭く、手を掛けていないケースが多々あります。だからこそ、エントランスをリニューアルで改善すれば効果が大きいともいえます。
詳細は、第二章~満室になる建築設計 具体例③~と重なりますので、そちらを読んでいただくとして、ここでは簡単にできるエントランスの改善方法を実例でご紹介します。
写真のビルのエントランスは、余計なオブジェを取り除き、天井をすっきりとまとめ、照明をさわやかな昼光色に換えて照度をあげたものです。広さも高さも変わっていませんが、「明るさ」と「シンプルさ」によって、イメージをここまで変えられるというケースです。