新着情報

No.037 第二章~満室になる建築設計 具体例⑦~

【給湯室・貸応接室】


――共用部には他に、給湯室や共用の応接室があったりしますよね。そういったところもポイントなのでしょうか。

「もちろんです。給湯室は、業務には直接関わらない空間ですが、快適なオフィスライフを支えるための重要な要素と捉えるべきでしょう。日常的にも利用するスペースですし、また来客時のお茶出しに際しても欠かせません。バックヤードが清潔で美しく使い勝手が良いことは、少なからず業務にプラスの作用が働くでしょう。また、社員同士が気軽に会話できるインフォーマルコミュニケーションの場としての役割もこの空間は担っています。コミュニケーションの活性化は企業に活力を生み出します。その意味でも給湯室は明るく魅力あるスペースであることが望ましいのです。
具体的には、やはり全体的に白を基調にした明るい空間が基本です。シンプルなキッチンテーブルには、大型シンクやワンレバーの混合水栓を配置します。備品の買い置きを収納できるスペースも必要です。機能的で使い勝手の良さを追求していく中でスタイリッシュな空間が完成するのが理想といえるかもしれません。グレードを感じさせる素材やダウンライトによる照明など、気持ち良く作業出来る点にも配慮したいものです。
応接室という点では、貸会議室が共用部分にあると、来客対応や社内MTG等に活躍します。もちろん部屋があればいいというものではなく、使用者に良い印象を与える部屋でなければなりません。テナントさんは、こういう共用設備をよく見ておられると感じます。」

最新記事10件を表示

2025.08.04お知らせ
広告掲載のご案内
2025.07.21お知らせ
広告掲載のご案内
2025.07.15お知らせ
社名変更ならびにホームページURL変更のお知らせ
2025.07.14お知らせ
広告掲載のご案内
2025.07.07お知らせ
広告掲載のご案内
2025.06.30お知らせ
広告掲載のご案内
2025.06.23お知らせ
広告掲載のご案内
2025.06.16お知らせ
広告掲載のご案内
2025.06.09お知らせ
広告掲載のご案内
2025.06.02お知らせ
広告掲載のご案内