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No.032 第二章~満室になる建築設計 具体例②~

【外観】


――ビルの外観から、その他の共用部で成約率に差が付くということですが、例えばビルの外観はどういったものが好ましいのでしょうか。

「誰の目にも明らかに分かるビルの外観は、それだけで入居企業の有り様を無言で語っているようなものです。不特定多数の人に潜在的にその企業を印象付けてしまう。ですから、リクルートスーツのような誰からも好印象を持たれることが中小企業のオフィスビルとしては最適であるとお話ししてきました。雑然としていない清潔なビルは見ていても気持ちがいいですね。
機能美と言う言葉がありますが、本来のデザインとはそういうものだと思います。ビル造りにおいても言えることです。主役はあくまでもテナントさんです。繰り返し申し上げてきましたが自社ビル建築とは違う視点が必要です。そこをきちんと押さえていないと、自己満足なビルになってしまいます。テナントさんが求めるのはビジネスにメリットをもたらす第一印象の良いビルに尽きます。
貸ビルは魅力的でなければいけません。それは、時を経ても清潔さを失わず、デザイン、素材のバランスの取れているビルの外観と言えるでしょう。具体的な物件をご自身で見て回る大切さは、繰り返し述べている通りです。以下、参考までに、私が設計に携わった中小オフィスビルを挙げさせていただきます。テナントさんのご迷惑にならない範囲で、是非ご覧になりに行ってみてください。」

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