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No.028 第二章~満室になる建築設計要点④~

【実施設計・建築確認申請のポイント】


――「実施設計図の作成」という工程について、建設会社から見積りをとるために必要とのお話がありましたが、先ほどの「基本設計図」とはどう違うのでしょうか。また、建築確認申請のタイミングですとか、そういった点はどうでしょうか。

「基本設計図に、ビルの外装、建材から、OAフロア、内装、設備に至るまで細かい指定を追加し、工事業者から正確な工事費見積りを取るのですが、この工事業者が見積もりを作成する基となる設計図が実施設計図です。
基本設計図はオーナーさんに具体的なビルのイメージをプレゼンするために必要な、基本的な設計図ですが、実施設計図は実際に工事の原価・工数を算定できる程度に詳細な設計図である点が異なります。
建築確認申請は、造ろうとしているビルが、建築基準法令や建築基準関係規定に適合しているかどうかを着工前に審査する制度ですね。これをクリアしないとビルを建てることができません。
建築確認申請は、時間がかかる場合がありますので早めに申請し、建設会社の選定までに取得しておきます。現実的な流れとしては、建設の許可が下りるまでに1か月程度ありますので、その間に図面を全部仕上げて、建設会社と契約する前日までに確認が下りればいいわけです。」

Point
  • 実施設計図は実際に工事の原価・工数を算定できる程度に詳細な設計図である。
  • 建築確認申請は、時間がかかる場合がありますので早めに申請し、建設会社の選定までに取得しておく。

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