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「普通の設計事務所は、クライアントであるオーナーさんだけとのお付き合いになります。しかしそれでは、テナントさんの反応が反映されません。設計した数が多ければいいというものではないのです。
私はビルを何棟も見て歩くと申し上げましたが、一目見て、建築士だけが満足していると分かる建物があります。テナントさんがビルを借りる目的を考えずに設計された建物は貸しビルとして失格です。一番大事な入居者の求めるものが抜けているのです。
ですから、ビルに対するテナントさんの直接の反応を体感している経験の豊富な設計事務所を選択する、ということが大事であると言えるでしょう。」
――通常の設計事務所ではなく、オフィスビルとしてテナントさんに選ばれる設計の経験が重要だということですね。
「そういうことです。どんなビルがテナントさんに選ばれるのかを普通の設計事務所が知るのはやはり難しいのです。我々は実際にテナントさんと接してきて、求められるビルが分かっています。それは、ビルを案内したときの反応とか、成約までの様々な過程を見てきた中で、テナントさんがどういうビルを好むのかを経験として知っています。
要するに、数千社のテナント候補の企業とお付き合いをしてきていますから。普通の設計事務所にはそういった経験は無いでしょう。マーケティングで傾向をつかむことは、ある程度可能かもしれませんが、専門機関に多額のお金を払ってまで調査するかというと、しないでしょうね。
しかし、ただデザインするだけでは、選ばれるビルを造ることは出来ません。
我々はそういった数千社で培った部分を土台にして、実際に入居するテナントさんを見据えて図面を引きます。」