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「そうです。繰り返しになりますが、貸しビルを設計する際に、最も検討せねばならないことは、【社員にとってこのビルで仕事をすることが幸せかどうか】なのです。私を含め、会社の経営者というのは社員を幸福にしたいと考えています。それは自分の生き方で示すしかないわけです。社員の採用の仕方、社員との付き合い方、お客さんとの付き合い方、仕事の仕方、そしてビルを選ぶことも全部そこには生き方が出ているんです。
たとえば、同じような規模と賃貸料の2つのビルがあったとします。ひとつは交通の便はいいが1階に店舗が入っていて、エントランス、あるいはトイレなどの共有部分が狭く暗い感じがするビル。もう一方は、アクセスはそれほどよくないのだけれど純粋なオフィスビルで、共有部分が広くてイメージも明るいビル。ごく真っ当な感性を持っていれば、おのずと選ぶビルは決まると思います。
もちろん好みとして、こういうビルは嫌いだとか、こういうビルがいいとかはあります。私は派手なものは好きではありませんし、癖の強いビルの中で仕事をしたいとも思いません。
やはり基本は【リクルートスーツのようなビル】なんでしょうね。そして、隙のなさすぎる感じも疲れますから、どこか温かみが感じられるビルが選ばれるでしょうね。こういうビルを設計することが、満室にするための第一歩と言えるでしょう。」