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佐々木泰樹氏による「満室ビル経営WEB講座」第二章のスタートです。第二章のテーマは「建築設計」。ビル経営の成否は設計で大きく変わるという持論をお持ちの佐々木氏から、収益の上がる建築設計について学んでいきます。
「基本はやはり、入居されるテナントさんに満足して頂けるビルを造るということです。社員の人たちが、嬉しいと思えるビル、あるいは誇りを持てるビル。基本はそれに尽きます。
テナントさんが気に入るかどうかは、立地や賃貸条件を検討するにしても、最後の判断は建物に依存する部分が大きいと思います。社員が嬉しいと感じれば会社の業績も上がりますし、それがひいては取引先の信用や採用時の応募者の信頼にもつながりますから。
ですから、「そのビルに入って嬉しい」と感じるようなビルを造ることが大切です。オフィスビルを造る以上、入居されるテナントさんに100%の満足を提供しなければいけません。
そういうビルを作りたいと常日頃から思っています。」
――社員が喜ぶビルを造れば、社員の業務効率が上がるだけではなく、営業支援効果もリクルート支援効果も生じる。テナントさんもそれを理解しているからそういうビルが満室になる、ということでしょうか。
「概ねその通りですが、社員の業務効率だけではないんですね。サブリース社の新聞広告に出ているキャッチコピーが、端的に理念を表しています。「転職先はビルで決める」「いいビルは、残業も楽しい」「いいビルは母が喜ぶ」などです。そのビルに入ることで、会社や業務に対する誇りが生まれたり、モチベーションがアップしたりする。家族が誇りに思ってくれるような職場で働くことの嬉しさを感じる。そういったプラスに作用するビルが選ばれるビルなのです。
働く人にプラスに作用する要素がないビルは作ってもつまらないでしょう。私はビルを見て回る時間を大事にしているんですが、建物を見て感動したいという気持ちがどこかにあるのだと思います。人の造ったビルを見るのは勉強になりますが「こんなビルで仕事をさせたくない」という物件が多いのも事実です。10件、20件と回りながら、経営者として社員にこのビルで働いてもらいたいかどうかと自問しています。賃貸ビルには、いろんな業種の社員の方が入ってこられますから、その方たちが誇りをもって通えるようなビルを造ることが大事です。第一章でも触れましたが、どうしたらテナントさんに喜んでもらえるビルが造れるかという観点は非常に大切なことだと思っています。」