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オーナーインタビュー Fオーナー⑤

【解決策の模索】


――今はビルも満室ですよね。計画通りにいかなくなり始めてから、迅速に適切な対策を実施されたからでしょうか。どうやって困難を乗り越えたのか、お聞かせいただけないでしょうか。

F:
残念ながら、迅速に適切な対策を実施できたわけではありませんし、今でも困難を完全に乗り越えたわけではないというのが実情です。 まず、空室の状態が長引き始めてから数年間は、世間全体の景気が悪くなった時期でしたので、「仕方がないこと、いずれ景気が上向けば改善するだろう」と思っていました。実施した対策は、仲介さんの言う通りに賃料を安くしてみたりしただけでした。ところが、賃料を安くしたところ、それだけビルの管理面にお金をかけられなくなりましたし、小さくて不安定なテナントが多く入居するということになりました。結果的に長期間入居してくれる優良テナントは徐々に減少し、不安定なビル経営を続けることになりました。 ウチは資産が余って相続税対策でビル経営に乗り出したわけではなく、ビル経営からも収益をできるだけ得ようと考えて銀行から借金をしてビルを建築しましたので、この時期は毎夜どうしようかと悩んでいましたね。 もちろん今はその悩みからは解放されていますが、それでもローンはまだ数年残っていますし、継続的にリニューアルなどを行って優良なテナントに居続けてもらわねばなりませんから、まだ困難を完全に乗り越えたとは思っていません。

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