【サブリースを知る】
――そこで軌道修正としてサブリース社に依頼されたという流れでしょうか。それにしてもどこで「サブリース」というサービスを知られて、どういう経緯で「サブリース社」を選ばれたのかをお聞きしてもよろしいでしょうか。
- S:
- サブリースというサービス自体は、広告等で見たことがあるという程度でした。ただその時はマンション用のサービスだと思い込んでいましたので、自分には関係ないと思っていたのですね。
サブリース社を知ったのも偶々でした。総務部へ色々と質問している時に、サブリース社の営業の方が過去何度も足を運んでくれていたと初めて知ったのです。当時の総務部の方でもなんとかしなければという認識はあったようで、提案は何度かしてもらっていたそうなのですが私まで判断を上げてはいなかったのです。ビルのオーナーは勤め先の社長なわけで、お金がかかる提案をすると機嫌を損ねたりする心配もあったりしたのでしょう(笑)。そこでまずは自らサブリース社の提案を聞いてみることから始めました。
――ちなみにどういう提案だったのか教えていただけないでしょうか。
- S:
- サブリースさんが良いなら別に構いませんが(笑)。ええと、まず現在のビルの問題点を指摘されて、リニューアルを提案されました。それから、掃除などの管理体制の強化も提案されました。確か今のままの10年間続けた場合の収支予測と、リニューアル、管理体制強化をした上での収支予測を見せてもらって、その上で後者を勧めてこられたと記憶しています。
――サブリース社には掲載の許可を取っておきます(笑)。何か不安や不明点などはありませんでしたか。
- S:
- もちろんその場で即決したわけではありません。不安な箇所や不明点は逐一担当者に細かく確認していきました。ビルの運営そのものを任せるということですから、ビルを購入した時に劣らないほど念入りに確認していきました。その上で、不明点を一つ一つクリアしていって、「サブリースという経営手法で行こう」と決めました。