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オーナーインタビュー Sオーナー⑤

【資産運用-購入の決断】


――先ほど、相続税対策だけではなく資産運用も含めて考えればオフィスビルを買うべきだとお聞きしましたが、この点をもう少し詳しく教えていただけないでしょうか。

S:
資産運用で得られる利益とリスクを、他の投資先と比較検討して行くと、やり方さえ間違わなければオフィスビルが一番手堅いと当時考えたのです。首都圏の中心地であれば需要は間違いなくあり続けるし、マンション等より坪当たりの収益率も高い、いざという時に担保として利用することもできる。まぁ流動資産ではありませんから、蓄えに余力がない場合には不向きですが、当時はたまたま蓄えもありましたし、会社も順調だったので思い切って。
そもそもオフィスビルを購入することが相続税対策として優れているのは、ビルの評価額と実際のビルの価値の間に差があるからでしょう。そうであれば、ビルの実際の価値自体が下がることは可能な限り防がねばならないわけです。オフィスビルならば、収益をあげつつ、メンテナンスをしっかりと行うことによって価値の下落も最低限に防ぐことができる。そういう観点から、慎重に検討を行いビル購入を決断しました。

――そして今までビル経営で十分な収益をあげられたのですね。

S:
全体としてはそうですが苦しい時期もありました。実は先ほどの話には続きがありまして、最初こそなんとか頑張れていましたが、購入して4年を超えたあたりからでしょうか、そのあたりから空室がなかなか埋まらないようになって、収益性が予測より大幅に下がり、ビルの価値自体も落ち込んでいったのです。バブルが崩壊して、退去されるテナントさんが増え、一気に空室が増えた頃です。それ自体は仕方のないことだと今でも思っていますが、その後なかなか空室が埋まらなかった。そこから5年間ほど、試行錯誤が続きました。

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