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波及事故の防止対策

広範囲に多大な影響を及ぼす波及事故への対策について


建物の規模や設備がある程度大きくなってくると、使用される電気も必然的に多くなります。電気を使用する場合は、一般家庭用電力よりも引き込むための設備も相応のものとなります。大容量の電気を使用するため、オフィスビル等ではキュービクルなどの高圧受電設備を設けています。

高圧受電設備の利用で特に注意が必要なのは波及事故です。通常はビル設備内で電気系統の故障や事故が発生した場合は該当建物の「遮断装置」で電気幹線を断ち切り全館停電となるのですが、電気設備の経年劣化等により遮断装置自体に不具合が生じた場合は、電力会社の変電設備の遮断器が作動するため、付近地域一帯の施設が全て停電となってしまいます。責任分界点(電線の引込み等がビル敷地内に入ると、範囲内の設備は電力会社から設備の所有・管理者側が責任を持つことになる)の負荷側(ビル管理側)で不具合が生じた場合も同様です。

地域停電の規模にもよりますが、地域停電被害を受けた近隣から損害賠償を請求される場合もあり、その額は計り知れません。そのような事故を未然に防ぐため、当社ではUGS(地中線用負荷開閉器)やPAS(高圧機中負荷開閉器)の設置を積極的に提案しております。同時に、電気系統設備の入念なメンテナンスを定期的に行い、経年劣化の恐れがある機器を常にチェックし、必要に応じて新しい機器に交換して安全を確保しております。


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