給湯器部品交換

ヒアリングと経験から考えられる原因を想定

先日、築9年が経過したオフィスビルに入居中のテナント様より「給湯室のお湯が出なくなってしまったので、すぐに確認していただけませんか。」との連絡が入りました。ヒアリングしたところ、本日の昼間前まで使用できていたが、急に水しか出てこなくなってしまったとの事でした。

給湯器のスイッチオフ、給湯器ブレーカーのトリップ、混合水栓の故障等、すぐに想定される原因の対応策を準備し、現場に急行しました。現場に到着し、混合水栓から温水が出ていない事が確認できました。給湯器の電源を確認したところ、電源は入っており、温水も正常に作られている事を確認しました。
上記より、混合水栓の“ミキシングバルブ”と呼ばれる、水と温水を混ぜて適切な温度に設定する部品が故障している可能性がありました。また過去に故障対応した経験から、他にも想定できる部品を修理時に持参するように修理業者に同時に依頼しました。
想定して準備していた“ミキシングバルブ”の交換を実施し、交換後、温水の確認したところ、まだ水しか出てきませんでした。
さらに詳細調査を実施したところ、給湯器内部についている、水と温水を混合する部品の2次側に温水が出てきていない事が判明しました。給湯器内部の故障と判明した為、給湯器内部にある水と温水を混合する“セーフティーバルブ”を調べたところ故障が判明し、事前に手配していた部品にて交換し、無事に復旧となりました。

当社ではヒアリング内容と過去の修繕から考えられる原因を想定し、最善の対応策を準備する事で、その後の復旧を最短で行えるよう心掛けております。