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都市部でのムクドリの生活

都市部で目立つようになったムクドリ


都市部に進出し、オフィスビルの管理に影響を与える野鳥としてカラスやハトの他にムクドリが挙げられます。ムクドリは都市部でも公園や街路樹など、緑の多い場所でよく見受けられます。図鑑などを参考に特徴を説明すると、大きさはスズメとハトの中間程度となり、くちばしと足がオレンジがかった黄色、顔の周りに白い斑点があります。雑食性ですが農作物を食い荒らす虫を好んで食べることから、一昔前は益鳥とされておりました。

都市化が進むと都市部での生活に適応し、それに合わせて害鳥としての被害が目立つようになりました。特に目立つのは騒音及び糞害です。ムクドリは巣立ち後に群れで生活するようになり、群れが大きくなる秋~冬の時期は集団での鳴き声が騒音となります。また、夕方以降はねぐらに一か所に集まる性質を持っており、オフィス前の街路樹がねぐらになると大量のフンを落とし、敷地内の設備等を汚してしまう被害が各地で報告されております。

また、ビル設備を利用して営巣することもあります。ムクドリの巣は通常は木の洞(うろ)など、小さな穴を利用して作られることが多く、都市部でも換気口など侵入可能な穴があると建物内に侵入して巣を作ります。毎年同じ場所で巣を作る習性があるため、一度巣を作ると毎年来るようになります

これらの被害に対する対策としては、忌避剤やムクドリの放つ警戒音をスピーカーで流す、巣を取り除き侵入を防ぐ等の「近寄らせない対応」が基本となります。ユニークな対策としては鷹匠に依頼し、鷹を飛ばして追い払いという方法もあります。

弊社では定期的にビルを巡回して営巣の有無や近隣の状況を常に確認し、このような被害が出ないように努めております。


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