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温水器の給湯方式

給湯方法によりメリット、デメリットがございます。


先日、築28年が経過したオフィスビルに入居中のテナント様より「温水器の吐水口より水がポタポタ垂れてきており、水栓が故障しているかもしれないので、すぐに見に来ていただけませんか。」との連絡が入りました。詳しくヒアリングすると水栓を閉めても水がポタポタ垂れており、垂れているのは熱湯との事でした。

すぐに現地に急行し原因を調査したところ、該当ビルの温水器の給湯方式が元止め式になっており、元止め式電気温水器特有の沸き上がり時の吐水口からの膨張水の排水と判明いたしました。テナント様へ原因を説明し、異常がない事を確認していただきました。

温水器には下記の給湯方式があり、メリット、デメリットがございます。

●先止め式
温水器の出湯側(二次側)のバルブを操作する事によって給湯
する方式
メリット:離れたところや、複数の場所に給湯する事が可能。

デメリット:熱源に水圧がかかり、膨張水が発生する為、
排水ホッパーや逃し弁が必要。また、構造、
配管は複雑になる。

●元止め式
温水器の給水側(一次側)にあるバルブを操作することに
よって給湯する方式
メリット:熱源に水圧がかからない為、構造、配管を単純にする
事が可能
デメリット:離れたところや、複数の場所に気給湯する事が不可能
過熱による膨張水の処理に逃し弁を使用しない為、
膨張水は吐水口より少量滴下する。

当社では異常個所の確認を早急に行い、テナント様が安心安全に使用できるよう心掛けております。


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