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この変電設備で油入変圧器や油入コンデンサなどが使用されている場合、絶縁油で機器内が満たされています。絶縁油は主に高圧の電線やコイルを包んで漏電を防ぐことや、機器内の発熱を吸収して冷却する役割があり、変電設備には欠かせないものです。
当初はポリ塩化ビフェニル(以下PCB)が絶縁油として使用されていましたが、カネミ油症事件にて人体に毒性があることが判明し、現在は製造が中止されており、国の法律によってPCBの処理方法も明確に規定されました。
PCBの使用禁止後は、絶縁油は鉱物油や合成油などによって代替しておりましたが、近年はより無害で安全な絶縁油も作られるようになっています。注目されているのは植物油です。精製技術の向上により従来よりも燃えにくく、酸化も遅い植物油が作られるようになり、使用される設備も少しずつ増え始めている模様です。植物から精製されるため環境にも優しく、エコの点からも注目されています。
弊社では安全を意識した設備管理および情報収集を心がけており、オーナー様やテナント様に安心して頂けるよう努力しております。