自動点滅器の交換

昼夜の点灯・消灯を柔軟に対応できる便利な装置です。

オフィスビルの設備を最適に保つためには定期的な巡回点検は欠かせません。特に階段や通路の照明は適切な時間と場所で点灯することで省エネ効果と安全を確保できます。この時、最適な時間で照明を点灯させる装置がタイマースイッチや自動点滅器です。タイマースイッチは特定の時間にスイッチのオンオフが出来るため、館内の消灯や閉館・開館などの時間が定められている設備に向いています。一方、自動点滅器は明るさによって反応するため、季節によって変化する日没や日の出の対応に向いており、外部階段や入口照明などによく使用されています。

今回は築25年のオフィスビルの巡回点検時の事例を紹介致します。日が傾き、暗くなってきたにもかかわらず、外部階段一部の照明が点灯しておりませんでした。該当フロアの照明用配線を確認しましたが特に異常はなかったため問題の照明を点検したところ、セットで設置されている自動点滅器に不具合が出ていることが判明しました。応急処置として常時点灯状態に配線を接続し、翌日に自動点滅器を交換、布で覆って動作を確認したところ、問題なく点灯しました。

近年の自動点滅器は電球自体に内蔵されているタイプ、器具を使用せずにワンタッチで着脱可能なタイプも販売されており、管理の手間やコストが軽減され、より省エネが意識されております。弊社ではこのような新製品も含めて常に最適な環境をテナント様に提供できるよう努めております。