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火災と消火器の種類

火災及び消火器にも様々な種類があります!!


先日、築24年が経過するビルにて、消火器の交換作業を実施いたしました。
今回交換した消火器は“粉末(ABC)消火器”です。

火災は主にA(普通火災)、B(油火災)、C(電気火災)の3種類があり、火災の種類により適切な消火器の選定が必要です。

●火災の種類
・A火災(普通火災)
主に木材、紙、衣類などが燃える火災

・B火災(油火災)
石油やガソリン(可燃性液体)、油脂類などが燃える火災

・C火災(電気火災)
電気設備、電気器具など感電の恐れのある電気施設を含む火災

●消火器の種類と特性
・粉末系消火器の特性
粉末系消火器は、リン酸アンモニウムを主成分とした粉末です。ほとんどがABC粉末となっている為、消火対象はオールマイティーに対応します。
メリット:消火が早く、炎の抑制効果が非常に高く、放射後一気に火勢を抑える事が出来る。
デメリット:放射時間が短く室内で放射した場合、粉が充満し見通しが悪くなる。
      
・水系消火器の特性
水系消火器は液体の為、冷却効果が高く再燃を防止します。
メリット:粉末と比べ放射時間が長く視界を遮られることなく火元を確認しながら消火活動ができます。
デメリット:粉末に比べ重たく、粉末に比べて価格が高い

・ガス消火器の特性
対象物に入り込み、窒息効果で素早く消火します。消火薬剤がガスなので電気施設や精密機械なども汚損しません。
メリット:電気設備や、コンピューター設備等の機械設備も窒息効果での消火の為、汚損する事はありません。
デメリット:窒息消火の為、一般家庭には向かず、法令により設置できる場所が制限される。

消火器は、適切な操作、点検をしないと思わぬ事故を起こすこともあります。
当社では定期点検を実施し、適切な耐用年数で交換する事で、いざという時に安心して使用できるよう管理しております。


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