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当時は鉛のみを利用した純鉛管の輸入に頼っていましたが、少しずつ配管製造の技術が上がったことで、純鉛から鉛を主に使用した合金を配管の素材に利用するようになりました。しかし鉛を利用した水道管は健康上の理由から少しずつ使用が控えられ、銅管を中心とした別素材に交換が進みました。
日本で銅管(主に給水管)の技術が発達したのは第2次世界大戦後です。GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)より消毒のための塩素を増やすよう指示があり、これを受けて粗悪な配管が出ないように銅管の規格が統一されました。銅管は加工が容易で軽量だったことや、抗菌性があり水質が変化しにくい利点があったため、当時の水道管の主流となりました。しかし劣化が進むと赤水(赤さびが混入した水)が発生することや、腐食によりピンホール(小さな穴)が出来てしまう難点がありました。
高度経済成長に伴い科学技術が発達すると、金属管にかわりより軽い塩ビやポリエチレンを使用した樹脂製の給水管が作られるようになりました。サビが発生せず腐食に強いことや、目的に合わせて多様な性能の配管を選択できることから、現在では広く利用されております。金属管も錆に強いステンレス管や、樹脂でコーティングした鋼管など、目的に合わせて様々な配管が作られるようになりました。特にステンレスを利用した蛇口などは、日常の生活には欠かせないものとなっております。
当社の管理するオフィスビルでは、衛生設備にも細心の注意を払い、常に安全で清潔な水を提供できるよう努めております。