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パソコンの普及・発展に伴って3Dプリンターも並行的に進化していきました。作業精度が上がり製作時間が大幅に短縮されたことに加え、印刷に使用できる素材が大幅に増えたことから様々なジャンルで3Dプリンターに注目が集まっています。
建築分野での利用は特に顕著で、ドバイでは国策として建築分野での活用を積極的に行い、実際に人が中で働けるビルを建てています。この時使用した3Dプリンターはセメントなども印刷できる大型のもので、従来の建設にかかる時間やコストが大幅に短縮、削減されたそうです。
オフィスビルの管理では、例えば床や外壁の補修などで力を発揮すると思われます。業者を使わなければならなかったような補修(大きなヒビや穴など)も、補修元を正確にシミュレーションし補填用の素材を印刷すれば、接着剤を付けて補修元にはめ込むだけで修繕が完了します。流しやトイレの修繕作業ではすでに廃番となった商品(配管や備品など)もその場で作成し、取り替えることができます。詳細な制作図のデータがあるのでしたら、空調機や水洗トイレのセンサーなど、電子機器の基板さえも作成することが出来るようになるでしょう。
必要な素材をその場で作れるので、「取扱業者への問い合わせ、郵送にかかる時間」を大幅に短縮することが出来ます。管理修繕費の削減や作業効率の上昇、ひいてはサービスの向上に繋がるのが最大のメリットとなります。使用できる素材や制作物の精度など課題は残っているものの、上記のようにビル管理がより効率よく、短時間で済むようになるのは意外と近い将来達成するかもしれません。