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新着情報
前回はオフィスビル内で害を与えてくる可能性のあるチカイエカ、アカイエカ、ヒトスジシマカの3種類の蚊を紹介致しました。この中で特に注意が必要なのはチカイエカです。チカイエカは他の蚊と違い、屋内で発生することも可能なタイプです。また、暖かければ冬眠せずに活動するため、暖房が効いている室内では冬場でも吸血活動を行います。
チカイエカの発生を防ぐ最善の方法は「水回りの乾燥」及び「水の循環」です。チカイエカはちょっとした水たまりがあれば繁殖可能なため、乾燥させて水が溜まるのを防ぐのが有効です。逆に水栓や鉢植え等どうしても水が溜まるような場所は、常に新鮮な水を循環させれば発生を防ぐことが可能です。
雑排水槽では密閉されていることが多く水も淀みやすいので、化学的な防除・駆除を行うのが基本となっています。水槽の容量を厳重にチェックし、適正な量の薬剤を使用します。水槽内は自然界ですぐに分解される環境に優しい昆虫成長制御剤(蚊の幼虫の成長を阻害し、成虫になることを防ぐ)がよく使用されます。野外から侵入してくる蚊などの害虫に対しては、通気口など人の手の届かない部分にはフィルターで目張りをしたり、蚊が止まる壁面に薬剤を塗って害虫の侵入を防いでいます。また、必要に応じて最低限の薬剤の散布を行って対応することもあります。
蚊のような小さい害虫を防ぐことは大変ではありますが、弊社では常に適切な予防・対応を心がけ、オフィスを快適に使用して頂けるよう努力しております。