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現在のオフィスビルへの電力供給方法は、発電所からの高圧電流を屋上などに設置したキュービクルという変電設備に通して電圧を降圧(電圧を下げる)させ、最適な電圧で電気を使用しています。その際に使用される電圧は標準的なものでおおよそ100V~200V程度のものです。そこから銅線などの有線をビルの隅々まで張り巡らせて、最終的にコンセントなどを利用して電気エネルギーを使用しています。
有線による電気の提供は安定した電気エネルギーを簡単に使用できるメリットがありますが、電線やケーブルの破損により漏電すると周囲に危害が及ぶこともあります。近年はパソコンや周辺機器などが多様に発達し、それに比例して機器に繋ぐ配線も増加・複雑化しており、先ほど述べた配線の破損によるリスクも高まっていると言えるでしょう。
それに並行して有線による配線も被覆素材の品質向上により安全性が上がっております。そのような期待を抱くような技術が近年、少しずつ発達してきています。それが「無線技術による送電」です。次回は無線による送電について、説明していきたいと思います。