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排煙窓の閉鎖不良

室内の排煙窓を調査・修理


先日、築22年のオフィスビルにおいて修繕作業を実施した際、事務室内の“排煙窓”にすき間があることを発見しました。見た目では排煙窓自体は閉まっており、すき間風は入って来ていないのですが、他の“排煙窓”と比べてわずかに傾きが見られました。
テナント様へ了承をいただき排煙装置を操作したところ、他の“排煙窓”は問題なく開閉できましたが、1カ所の“排煙窓”だけ開く角度が小さく、半分程度しか開きませんでした。また、閉まる時の動作も悪く、少し手で押すなどしてようやく完全に閉まる状態でした。

“排煙窓”及び排煙装置は火災時に発生する有毒な煙や熱を外部に排出させ、人命を守るための非常に重要な設備です。他の“排煙窓”が問題なく動作するからといって安心できません。
排煙装置を分解し、ネジの締りやワイヤーの緩みがないか確認したところ、窓枠の連動部分に経年劣化によるキシミが見られました。汚れをふき取り潤滑剤を軽く塗布して動作を確認したところ、手で補助しなくても閉まるようになりました。
一次対応後に専門業者へ修理を依頼し、排煙装置の内部で劣化していた部品の交換を行い、対応完了しました。

テナント様は中間期(春、秋)に窓を開けるのと同様に“排煙窓”も開けていたようですが、今回の異常に気付かなかったそうです。
当社では僅かな変化も見逃さず、原因を徹底的に追求することで常にビルの安全を確保・維持できるように努めております。


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