「飲料水貯水槽等維持管理状況報告書」

飲料水の点検状況報告書

毎年、“飲料水貯水槽等維持管理状況報告書”の届け出を実施しております。
当ビルは事務所部分の延床面積が3,000㎡以上ある為、特定建築物として年1回、12月にこの報告書を行政に届け出る必要があります。
報告内容は指定書式に記入して届け出るのですが、飲料水貯水槽等に関することについて、大きく分けて3点を報告します。

毎月点検する項目には、受水槽や、高置水槽廻りを点検する項目が記載されています。水槽の亀裂や、マンホールの施錠状況、ポンプやバルブ類に至るまで目視できる計8項目について点検した結果を記載します。防虫網の状況など、飲料水に虫の混入経路がないことをチェックする重要な点検となっております。
貯水槽等の清掃及び水質検査については、受水槽や高架水槽の清掃、飲用水の水質検査について記載します。受水槽清掃の実施月や水質検査の実施月を記載することで、安全に管理されている報告を行います。また、水質検査の詳細報告書も併せて報告する必要があります。
年2回の点検項目では、毎月点検より一歩踏み込んだ点検項目となります。毎月点検する項目では、亀裂など目に見える部分の点検がメインとなりますが、年2回の点検では、適正な容量の確認や、クロスコネクションの有無等、設置方法や構造部分の点検となっております。
常に安全な状態で安心してご利用いただけるように、飲料水の適正な維持管理を行っております。