従来便器の洗浄水量13Lから4.8Lへ劇的に進化を遂げたTOTO様の超節水便器、洗浄水量は約3分の1でもしっかり流すため、TOTO様の技術が濃縮されております。
その技術のいくつかを紹介します。
【GG:ツイントルネード洗浄】
水平トルネードと垂直トルネード、渦を巻くような2つの水流で、効率よく優れた洗浄力を発揮します。1回の洗浄水量は業界トップクラスの4.8Lでありながら、リムからの水流は従来のタンク式の約1.3倍。さらに洗浄中は水位が上昇しながら洗うため、便器内側をしっかりと洗い流します。
【セフィオンテクト】
セフィオンテクトは陶器表面の凹凸を100万分の1mmのナノレベルまでツルツルに仕上げ、少ない水でも汚れを効率よく洗浄できる技術です。またイオンの力で汚れを跳ね返し、付着力を弱め汚れがより落ちやすくなります。陶器に焼き付けているので、経年変化や清掃による劣化に強く、効果は長時間続きます。
【マイクロ波センサー】
2005年に発売された小便器用人感センサーの「マイクロ波センサー」。現在普及している小便器のセンサーは「光電センサー」と呼ばれ、赤外線で人を感知する方式です。このセンサーをマイクロ波センサーにすることで、尿流を検知しないと水が流れません。人が前に立っただけでは洗浄されないので、ムダ水を抑制できる優れものです。さらに小便器の陶器背面にセンサーを内蔵させているので、デザインも非常にすっきりとしています。このマイクロ波センサーがオフィスの標準となるのも、そう遠くないと思います。
>取材メモ
当社の管理物件におきましても、リニューアルの際にTOTO様の「ネオレスト ハイブリッドシリーズ」を多数採用しており、ご利用されているテナント様より好評いただいております。今後の当社リニューアルでは、この4.8Lシリーズを有力候補として推進していきたいと考えております。
※本記事は2010年11月24日取材時点の情報を元に作成しております。
取材協力・情報提供:TOTO株式会社