株式会社日立ビルシステム-3-

日立ビルシステム様には、オフィスビルの循環器でもあるエレベーターをいつでも快適に安心して利用いただけるよう異常の予知能力を身に付けた遠隔知的診断装置「ヘリオス」があります。

「ヘリオス」は、独自の細かな電子の目によるチェックと情報分析によりエレベーターが正常に動いているかを24時間365日、常時監視します。この監視システムにより、一部の定期点検の際、エレベーターを停止させずに実施でき、また、異常の前兆をキャッチできるので故障の予防につながります。
また、高度な先進機能でカスタマーセンターとエレベーター内を遠隔で監視することにより、故障発生時の画像確認と通話誘導、地震時の遠隔診断と即時復旧、エレベーター内での異常な行動が感知された場合の停止対応、その他遠隔による機器類の操作復旧が可能です。

最新のエレベーターのドアセンサーには「マルチビームドアセンサー」が採用されており、ドアの上下に張りめぐらされた40本の赤外線ビームで利用者の乗り降りを安全にサポートしています。台車や車椅子の利用時に威力を発揮するのみならず、ペットリードの挟み込みなどにも対応できる、すぐれたシステムです。



>取材メモ
利用者のことを常に考え、安心と快適を追求している点は、まさに当社が日々意識し、目標としている部分であり、改めて共感いたしました。当社でもこのよう視点を日立ビルシステム様の取組みから学びつつ、プロパティマネジメント全体の向上をはかっていきたい
と感じました。

※本記事は2010年10月26日取材時点の情報を元に作成しております。