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三菱電機システムサービス株式会社編-5-

最後に、今後の事業の方向性についてお伺いしたところ、三菱電機システムサービス様では環境への取り組みをさらに強化するにあたり、省エネ・エコを重点事業とする「総合営業本部」を今年2010年4月に新設されたそうです。家庭用をはじめ公共用・産業用へと実績を伸ばし、昨年から急成長している太陽光発電システムにもさらに力を入れ、省エネルギーや新エネルギーに関わる事業を推進していきたいとのお話をいただきました。

また、三菱電機システムサービス様の基幹業務である、機器の修理・メンテナンス・リニューアルを通じたライフサイクル管理というところでは、「お客様に今以上に満足していただくために、いまある事業性のなかで品質を高めていきたい」との回答をいただきました。それは機械の品質だけでなく人やサービスの品質であり、すなわち修理の受付の品質、サービスの中間報告や完了報告の品質、そして管理する品質を上げるために、スタッフ一人ひとりが自分の何かを「変革する」ことだそうです。それは、三菱電機グループ様が掲げる環境ステートメント「エコ・チェンジ」に込められた願いでもあり、さらに進化できるヒューマンスキルへの期待なのだと思います。


当社は三菱電機製の空調機器を多く扱わせていただいており、三菱電機システムサービス様との今後の連携として、これまで当社が導入し、また今後オーナー様にご提案させていただく空調の設備情報を共有させていただきながら、よりエコロジーでエコノミーに機器のライフサイクルを適切に管理していければと考えています。それは当社としても、プロパティマネジメントの品質を高め、お客様へのサービス品質を高めることにほかなりません。長期修繕計画など、具体的な提案を通じ、さらにスキルアップを目指していきたいと思います。

>取材メモ
今回の取材で、空調設備と環境は、切っても切れない関係にあることを改めて認識しました。空調は自然の暑さ・寒さから人を守ると同時に環境に負荷を与え、あまりに厳しい環境は空調に負荷を与えます。今の空調設計基準は外気温42℃となっていますが、旧来は35℃の環境を基準にした設計だったそうで、環境の変化に見合うものではなくなっています。私たちPMは、将来的な環境変化と空調能力を考えたときに、適正スペックを見極める能力が必要です。当社では三菱電機システムサービス様のノウハウも頂きつつ、情報のアンテナを張り続けたいと思います。

※本記事は2010年8月4日取材時点の情報を元に作成しております。


取材協力・情報提供:三菱電機システムサービス株式会社


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