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ZEB=”ネット・ゼロ・エネルギー(エミッション)・ビル”。これは、CO2排出量削減の社会的要請を受けて、2008年の洞爺湖サミットでさらなる強化が勧告された世界的な取り組みのひとつです。その言葉どおり、年間の一次エネルギー(*)消費量がゼロになる事業用建物のことを言い、現在日本国内の関係省庁を中心に実現と展開のための議論が進められています。オフィスビルの環境負荷低減に貢献する優れた設備も急速に製品化が進み、オフィスビルで消費するエネルギーを省エネと創エネで賄うというビジョンが、着実に現実味を帯びてきている昨今、私たちPMは、今後のビルマネジメントにおけるエネルギー消費のあり方を見据え、適切な施策を講じていかなければなりません。
今回お話をお伺いしたのは、2008年、広く親しまれてきた松下の名前を変更されたことが記憶に新しい、パナソニックのグループ会社であるパナソニック電工株式会社様(以下、パナソニック電工様と表記します)です。「パナソニック電工」と言えば、言わずと知れた日本有数の電気・照明設備のトップブランドであり、近年はグローバルに事業を展開する企業としての社会的責任の観点から、地球環境に配慮した製品システムの開発に力を入れていらっしゃいます。2010年4月に施行された改正省エネ法は、エネルギー使用量の把握と管理を行う必要がある対象事業者を拡大しました。パナソニック電工様はこの流れを受け、オフィスビルにおける省エネの第一歩は消費エネルギーの「見える化」であることと定義し、省エネルギーのソリューションを体系化されています。5つのステップによって非住宅市場「電力見える化」への取り組みが鮮明に打ち出されており、私たちPMにとっても現場で導入しうるスキームとなっています。